ママ友へのLINE、返信が重くなっていったあの頃の話

ママ友との距離感

スマホの通知に、一瞬だけ固まる。

悪い人じゃないってわかってる。
それでも、なんとなく重い。

返事を考えるたびに、なんだか疲れてしまう。
「ちゃんと返さなきゃ」と思うほど、言葉が出てこない。

そんな経験、ありませんか?

返したくないわけじゃない。
距離を取りたいから、返せない。

この記事では、LINEの返信が重くなっていった私の気持ちを、そのまま書いてみました。

通知を見るたび、返信の言葉が出てこない

「ん。通知だ。」
何気なく見たスマホの画面。
「あっ」と短く出る言葉。
画面を下にしてそっとスマホを置く。

気にしないふりをしながら家事を続け、気づけば夜。
子ども達は眠り、リビングには私1人。
もう一度見たスマホの画面には、数時間前の通知がそのままになっている。

なんとなく開く気になれないままでいると、洗濯機の停止音が聞こえてきた。
「洗濯物干さなきゃ」
そうつぶやき、再びスマホの画面を下に向ける。

言い訳がなくなった私は、深い溜息をつきスマホを開く。
一瞬、SNSを開きそうになる。
(だめだめ。こっちを先に確認しなきゃ。)
LINEをタップするその指は、心なしか重い。

至って普通のメッセージ。
それでも返信の言葉が思いつかない。
いつもなら、おしゃべりしているみたいに言葉が出てくるのに……。

もう一度、スマホを置く。
座ったまま伸びをして、下ろした右手。
ぱっとついたテレビのチャンネルが一定のリズムで変えられていく。
(うーん。どうしようかな)
早くしないと今日が終わってしまう。

楽しかったあの頃と、今の私

最初の頃は頻繁にやり取りをしていた私たち。
ちょっとした子どもの困りごと。
子どもから聞いた幼稚園での話。
次回のイベントの話。
他愛のない話で盛り上がる、楽しい時間。

打っては消し、それでも返す

気軽に連絡が取れるママ友。
そんな関係が変わったのは、ある出来事がきっかけでした。
「ん?どういう事?」
そんな違和感を感じてからは、LINEの返事に悩むように。

LINEを開くとよぎるザラッとした気持ち。
子ども同士の関係
これまでの楽しかった時間
幼稚園で顔を合わせる機会
無視できない現実が、さらに私の指を重くします。

メッセージを読み、一息。
(ちゃんと返さなきゃ)
そう思えば思うほど、何を書けば良いのかわからなくなります。
打っては消し、打っては消しを繰り返し、あっという間に溶ける時間。
(後で考えよう)
さっとスマホを置き、家事や子どもの世話に追われます。
そんな中で、何気なく視界に入るスマホ。
無意識にタップする人差し指。
開かれるのは編集中のメッセージ。
(そうだ、返さなきゃ)
そんなことを何度も繰り返し、
(うん、これでいこう)
やっと押せる送信ボタン。

それでも、通知は今日も来る

(これっていつまで続くんだろう)
彼女からのメッセージを告げる通知を見る度に、日常に突然入り込んでくる「あ……」という重たい気持ち。
距離を取りたい、でも、私が気にしすぎなのかもしれない。
逃げ場のないような感覚に、私は少しずつ疲れを感じるようになっていました。

今日もまた、スマホがLINEの受信を告げています。
視界に入る彼女の名前。
私は気にせず、いつものようにお皿を洗いながら、子ども達の笑い声を聞いています。
安心できる空間。
でも、頭の中では、彼女からのLINEに反応している自分がいる。
どこか落ち着かない時間。
(返さないと)
そう思いながら、今日が終わる。

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