突然あふれた涙のわけ〜頑張りすぎに気づくための大事なサイン〜

親子との日々の幸せ

なんでもないはずの朝に、ふいにあふれた涙。

家事も育児も、いつもと同じようにやっているのに、どうしてこんなに苦しくなったんだろう。

ちょっとした出来事が引き金になって、

自分でも気づかないうちに張りつめていた心の糸がぷつんと切れること、ありませんか?

この日の涙は、「がんばらなくてもいいよ」って、

心のどこかから届いた小さな声だったのかもしれません。

私はそこで、ほんの少しだけ、自分にやさしくすることを思い出しました。

いつも通りの朝、なのに心がついていかない日

いつもと変わらない朝でした。

「ご飯食べなさい!」

「歯磨きはしたの!?」

「着替えてー!」

「いく時間だよ!」

いつもと変わらないはずだけど……

気持ちがのらないな……

なんとなく疲れてるかもな……

と感じる朝でもありました。

ちょっとした出来事が、心の糸をほどいた

登校中、一ついいことがありました。

いつもは挨拶だけのお母さんに話しかけてもらってちょこっと談笑。

初めての小学校生活、人付き合いに不安のあった私は、挨拶だけはしっかりしようと意識していました。

「あ、挨拶してて良かった。」

心からそう思った時間でした。

とても幸せな気持ちでした。

涙が教えてくれた、“わたし”の限界サイン

ここまでの間、下の子はずっとぐずぐずでした。

幼稚園にいく直前までぐずぐず。

いつもなら、

少しでも前向きな気持ちで「いってきます」て言えるように、

子どもと話をするのに、この日は全くできなかった……。

もう行かないといけない時間。

それでもぐずぐずが止まらない子ども。

どうしたらいいかわからなくなって、突然、もう無理だ!!

という気持ちでいっぱいになった。

その瞬間、涙が止まらなくなった。

泣きながら家に帰った。

玄関のドアがしまって、さらに涙は止まらなくなった。

なんでこんなに涙が出るのかわからなかった。

いいこともあったはずなのに、いつも通りの朝のはずなのに……。

私はなんでこんなにうまくできないんだろう。

私、結構頑張ってると思うのに、これ以上どうしたらいいの……?

「がんばらなくていいよ」の声に気づけた瞬間

しばらく泣いて落ち着いてきた頃に思ったことは、

いつの間にか限界まで頑張りすぎてたのかな……。

ということ。

頑張っているつもりも、我慢しているつもりもなかったけど、

溢れた涙は私に〝気づいて!〟と心のサインを出しているようでした。

少し立ち止まって、自分にやさしくしてみる

いつもと変わりない日々の中で、突然やってくる胸が締め付けられるような苦しさや怒り、そして涙は、

毎日頑張ってるよ

大丈夫できてるよ

ちゃんと笑えてるよ

少し休もうか。

そんな心からのメッセージなのかもしれません。

私は疲れてる。

私は毎日頑張ってる。

寝る前に、自分の努力を認めたり、自分に声をかけてあげるだけでも、

心が軽くなってまた前を向けるような気がします。

なんでもない一日が、特別な日に変わった

なんでもない一日が、涙のサインを大事にしようと感じた、特別な一日になりました。

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