「今日もあの人と一緒かな」
心の中でそんなことを思いながら、子どもと歩く登校の道。
会いたくないわけじゃない。
だけど、ちょっとだけ疲れる。
できれば波風立てずに、気持ちよく付き合っていきたい。
自分のことも、相手のことも、どちらも大切にしたいから。
子どもと一緒に歩くこの道で、私自身の人付き合いも少しずつ、歩き方を見つけているところです。
合わない人との時間がやってくる毎日
またこの時間がきたぁ。
毎日の子どもの送迎がちょっと憂鬱な私。
数日前の子どもの入学式は、私の新しい人付き合いの入学式でもあったことに気づかされました。
望まない関係「仲良しママ友」
幼稚園から一緒のお母さん。
挨拶程度の付き合いから、子どもの入学を機に登下校を共にすることになり、
気づけば仲良しママ友として見られる存在にアップグレードされました。(ダウングレード……?笑)
約20分程度の付き合いですが、それが登下校で1日2回。
私を疲れさせるには十分すぎる時間でした。
会話がしんどい!止まらない頭の中のぐるぐる
今日はなんの話題かなぁ。
ちょっと返答に困るときがあるんだよなぁ。
私のこと聞かれたらなんて返そうかなぁ。
あまり周りに知られたくないなぁ。
失敗したなぁ。あれは期待してた返しではなかったのかも。
今日は自分の話をし過ぎたかもしれない。
……どうしたらいいんだぁ。
「合わないけど会わなきゃ」な関係と、これからの9年間
子どもたちは一緒に登校したがり、同時にまだ私についてきてほしいと言っています。
何事もなければ9年間を共にするママ友です。
できれば最後には、笑顔で卒業おめでとう!と言い合える関係でいたい。
自分も相手も大切にできる距離感を見つけて
私は合わない人と、会い続けなければならない。
自分の心を守り、相手との関係を守るためには、
私がどうしたいのかを見失わない必要があるのかもしれません。
あいづちの感覚をあえてあけて会話を広げないように。
答えにくいことは、そうだね~。そんな感じかな?くらい曖昧に。
自分の話はどこまで話してOKか慎重に。
“合わない”を超えて、笑顔になれる関係へ
今では程よい距離を保ちつつ、お互い笑いあえる関係を続けられています。
子どもの成長に伴って、きっとまた悩んでいくのだろうと思います。
失敗したり、つらくなったり、そのたびに立ち止まって、いっぱい考えてまた進みだして。
新しい春、子どもと一緒に歩き出す私
子どもと並んで歩き出した春。
私の人付き合いも、今、新しいスタート地点に立っています。
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